神輿祭りのおもしろさ

神輿祭の見所といえば、何といっても躍動的に担がれる神輿でしょう。

神輿は、5つの部分でからできています。
その構造を見てみると、下から台輪・高欄・胴・枡組・屋根というもの。
しかし、これはどの神輿も同じというわけではありません。
神輿によって、構造には違いがあるのです。

また、神輿の担ぎ方や掛け声も様々。
たとえば、東京のお祭りでよく聞かれる掛け声には「ワッショイ」という
伝統的なものをはじめ、「セイヤ・ソイヤ」などがあります。

ちなみに、明治時代の神田明神の宮神輿の掛け声は、今とは違ったようです。
当時の情報によると、明治初期は「ヤッショイ・ヤッショイ」という
掛け声がされていたんだとか。
「ワッショイ・ワッショイ」という掛け声が聞かれるようになったのは、
明治後期からのようです。

昔は、神輿の担ぎ方でどこのお祭りかわかると言われたほど、
祭りによって神輿の担ぎ方には特徴的なものがあります

「江戸前担ぎ」では、担ぎ手の全員が前を向き、つま先を立て腰で調子をとりつつ、
前に進んでいきます。

天下一品とも言わしめるのが、「行徳担ぎ」です。
担ぎ手は24人のもみ手と2人の音頭とりの、計26人が基本。
担げるのは男性に限られており、女性は担げないようです。
「マエダ、マエダ」という掛け声も特徴的です。

「ごっこい担ぎ」では、箪笥を叩いてリズムを取りながら渡御します。
このときは、「どっこい・どっこい」や「どっこい・そーりゃ」という
掛け声が聞かれます。

この他にも、ありとあらゆる担ぎ方があります。
一度、全国の神輿を見てみたいものです。

神輿の数も、祭りによって違います。
「くらやみ祭り」や「鳥越まつり」から出る神輿は、8基。
それが、「神田祭」や「三社祭」では、100にも及ぶ町神輿が出るようです。
これは見ごたえたっぷりですね。
神輿の壮観に、圧倒されてしまいそうです。

東京の祭りは、その年ごとに、本祭と陰祭が開催されます。
陰祭では、多くの神輿や屋台は出されません。
中には、そういったものが全く出されないこともあるようです。
神輿や屋台が目的の場合は、前もって確認するといいですね。

神輿祭は、祭りによって見所が違います
それぞれの見所をあらかじめつかんでおくのが、
最大限に祭りを楽しむポイントとといえます、

例を挙げてみると、「宮出し」が見所である三社祭に対し、
鳥越まつりの見所は「宮入り」。
また、三社祭・神田祭・深川八幡祭りなどの「町神輿の連合渡御」 、
荏原神社例祭の「御神面神輿海中渡御」が見所となっています。

もちろん、祭りの見所は1つと限りません。
いくつもの見所がある祭りもたくさんあります。
どの祭りでも、最初から最後まで気を抜けないということですね。